昨今の事業再生手法について思うこと

2014-07-13

一時流行った「事業再生」という言葉。
中には「企業再生」とも言いますが、私は「事業再生」と言う言葉しか使いません。
ヤル気のない経営陣では、絶対再生は不可能、というのが私の持論です。
「うまく逃げる方法、ありませんかねえ?」答えは勿論、No。
そういう意識の方とはお付き合いしないのがFinescoです。

人に寿命があるように、会社にも寿命というものがあります。
平均30年と言われていますが、中には100年を超す超老舗も存在します。
老舗が存続しているのは常に努力を怠らないからで、有名なとらやの羊羹は毎年味が変わるそうです。
「老舗はいつも、あたらしい」なのです。
世の中は常に変化しており、産業構造の変化や技術革新により不必要とされる企業も数多く存在します。
特に製造業は常にイノベーションがあり、去年300億円の売上があったのに、今年は3億wなんて企業もあります。
逆にサービス業はイノベーションが殆どないので、旧態依然とした変な因習が改善の阻害要因になったりします。

さて、アベノミクスでちょっと景気が良くなった「感じ」はあるのですが、
中小企業に至っては殆どその恩恵や手ごたえを感じてはいないのではないでしょうか。

特にちょっと前まで金融支援(リスケジュールとか)などでやっとこ経営を維持している企業などは、尚更でしょう。
金融円滑化法で誰でもリスケジュールができるようになり、
​その甘い汁を吸った先は抜本的な改革をせず、延命をしてきました。
​金融機関も元金返済は猶予するも、むしろ金利を上げて、実は「おいしい先」扱いしているような向きも。

デフレは脱却した、と政府は言っています。インフレになる、ということです。
​インフレになれば金利は上昇し、企業の利払負担が上ります。「景気回復期に倒産が多い」のは、そのせいです。
つまり、今後景気が回復すればするほど、従来弱かった先は利払負担が増え、業況は厳しくなります。
利払いが延滞すれば、リスケの支援は打ち切られ、回収モードに転換、今までの態度が一変します。
その時、銀行に文句を言っても遅い。
経営責任とは厳しいものなのです。

私は今後数年以内に大倒産時代と、大M&A時代が来ると見ています。
事業承継?んなもん、借金まみれの会社なんか、誰が承継するもんですか。遺族に相続放棄されて終わりです。
世の中、そんなに甘いものではありません。
今まで通り、取引銀行が支援モードを継続するかは、経営者が死にもの狂いで会社を立て直す、その強い意志と、数字での実績にかかっています。漫然と現状維持を続けることでひとつとしていいことはありません。もし、まだやり残していることがあったら、後悔の無いよう、全力で問題に立ち向かって下さい。

なお、当社は、そんな「やる気はあるが、どうすればいいか」というご相談には喜んで相談をお受けしています。

一人で悶々としても、妙手は浮かびません。
当社は様々な専門家、しかも実戦経験のあるプロフェッショナルとのアライアンスと、
​多くの事例で積み重ねたノウハウがあります。是非、お気軽にご相談下さい。

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