ものの言い方
① この寿司屋は、旨いが高い。
② この寿司屋は、高いが旨い。
①と②、どちらも同じことを言っていますが、聞く人の印象が違います。
②の寿司屋さんの方が好印象、ではないでしょうか。
聞く人は直近に聞いたこと、つまり、①の場合「高い」、②の場合「旨い」という単語に深い関心を抱きます。
ちょっとした話し方の工夫で、相手に与える影響はずいぶん違うものになってきます。
また、言葉の使い方ひとつで、考え方も変えることができます。
③家族みんな元気だが、住宅ローンがある。
④住宅ローンがあるが、家族みんな元気だ。
よく「住宅ローンがあるのよねえ。」と嘆いている方をみますが、そのローンのおかげで
家がある訳で、別に嘆く必要は無いのです。
あまりネガティブなことばかり言わず、それによって得られる利益のことも考えてみましょう。
ネガティブなことは言うのも聞くのもいやなものです。
現実は変えられませんが、考え方・見方は自由に変えられるのです。
一般的にこういう思考を「ポジティブシンキング」と呼びますが、そんな大そうな話ではありません。
相手もHappy、自分もHappy、いいねえ。